男性も不妊検査をしましょう 〜 不妊治療@クチコミ

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男性も不妊検査をしましょう


不妊の原因が女性にある場合と同じ位、男性側が原因の男性不妊があると言われています。
男性側の不妊検査も、女性と同様に色々あります。そのだいたいの流れを説明しましょう。
まず不妊治療の基本的な問診として、過去にかかった病気や開腹手術の経験はあるか、また
幼児期に停留精巣と診断されたことはないか、思春期以降におたふく風邪にかかったことは
ないか、夫婦生活は正常に営んでいるか等の質問があります。
その後、視診や触診などによって、精巣、精巣上体の大きさを確認します。
次に精液検査ですが、精液を採取し、精子の数と運動率などを検査し、白血球が多い場合は
培養検査を行って細菌の種類を調べます。また、無精子症や精液減少症が疑われる場合は、
射精後の尿を採取し精子が膀胱に逆流を起こしていないかを調べる尿中精子検査を行います。
また血液検査をして、男性ホルモン、卵胞刺激ホルモン、黄体ホルモンなどの数値も出し
ます。精巣容量や精巣腫瘍、精索静脈瘤の有無を調べるために、陰嚢部超音波検査も行います。
これら基本的な男性不妊検査をしても原因がわからない場合、あるいはさらなる検査が必要
な場合は、精密検査に進みます。
無精子症や乏精子症からくる不妊の疑いがある時には、陰嚢を1cm切開して精巣組織を採取、
造成機能を調べる精巣生検検査を行います。また、精管精巣造営検査といって精管に造影剤
を入れて行う検査や、精子の染色体検査も行うことがあります。
男性が産婦人科や婦人科で検査を受けると言うのは大変勇気のいることですが、でも女性側
はさらに多くの検査や日々痛い注射などで頑張っているのです。夫婦協力して可愛い赤ちゃ
んを授かるためにも、積極的に検査を受けましょう。


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