不妊治療?人工授精について 〜 不妊治療@クチコミ

main_top_over_navi
main_top

不妊治療?人工授精について


不妊治療を始めると色々な検査を進めながら、まずはタイミング療法を指導されます。こ
れは、排卵周期を基礎体温表で測って排卵の時期を予測し、その時期に性行為を持つこと
により妊娠に至るという方法です。さらに内服薬の投与や注射による排卵誘発なども行っ
ていきますが、これによってもなかなか妊娠にいたらない場合、次のステップに進みます。
この場合、フーナーテストという検査の結果も考慮されます。フーナーテストとは、性交
後の子宮頚管粘液の中にある精子の状態を見る検査です。性交後半日以内に病院で子宮頚
管から粘液を採取して顕微鏡で調べます。粘液中の精子が確認できないと無精子症、抗精
子抗体、子宮頚管炎などが疑われることもあるのです。このテストの結果が良くない場合
は、人工授精を勧められます。
人工授精は、超音波エコーなどで排卵日を予測して、その当日に夫から採取した精液を使
って行われます。採取した精液は精子の数、運動率、奇形率などを詳しく調べた後、洗浄
濃縮され、培養液の中で、より受精しやすい状態にするために培養されます。その後、よ
り運動率の高い元気な精子を選んで、子宮内に注入して人工授精を行います。この人工受
精を行う場合、男性は採取前5日間は禁欲でより良い精子を準備します。
人工授精の成功率は全国平均で10%前後、決して妊娠率の高い治療法とはいえませんの
で、およそ5?10回人工授精を行って妊娠にいたらなかった場合は、次のステップの体
外受精へと切り替える見極めも大切です。人工授精は不妊治療でも保険適用外の治療法で
すので、自費診療になります。1回の人工授精には1?2万円程度かかる病院が多いです
が、治療をはじめる前に医師に確認してみましょう。


↑このページの先頭に戻る

Copyright © 2010 不妊治療@クチコミ All Rights Reserved.
Powered by "愛情テンプレート"  - Generalsurf inc. & OGUSYS co.,ltd. -