不妊治療@クチコミ


毎日の食生活を見直し、気をつけることで、不妊症のそれぞれの症状を改善し、妊娠しや
すい体にすることができます。冷え性は不妊の原因になるとも言われていますから、身体
を温めるような効果のある食材を積極的に摂り入れ、逆に身体を冷やす傾向のある食材に
は気をつけるようにすることが大切です。
身体を温めてくれる食材としては、赤味の肉や白身魚、チーズ、根菜類、階層、そば、玄米、
リンゴやプルーン等があります。調味料なら塩や味噌、醤油、ごま油などが良いと言われ
ています。
これとは反対に、みかん、バナナ、白米、うどん、ハム、レタスや白菜等の葉菜は身体を
冷やしてしまう食べ物なので、摂り過ぎには注意が必要です。酢、マヨネーズ、わさび等
の調味料も同じく身体を冷やすと言われています。これらの食材も塩を加えたり、発酵さ
せて食べれば大丈夫です。
また、ニンニクは不妊や滋養強壮に良いと言われています。ニンニクと言うと、男性不妊
に効くイメージですが、身体を温めて冷え性を改善する効果があることから、女性不妊に
も効果があると考えられていますので、女性にも是非摂ってもらいたい食材です。ただ、
ニンニクを毎日摂るというのもなかなか難しいと思われるかも知れません。手軽に毎日摂
取できる方法としては、ニンニクをただ味噌汁の中に入れるだけの“ニンニク味噌汁”を
お勧めします。
もちろん不妊に良いからと言って、その食材ばかりを偏って摂り過ぎることはいいことで
はありません。不妊に効くと言われている食材を満遍なく上手に取り入れて、健康で妊娠
しやすい身体に改善していきましょう。
マカという植物をご存じですか?マカは、南米ペルーに自生しているアブラナ科の多年生
植物で、根は薬用ハーブとして使われています。このマカが、不妊症に効くと言われてい
るのです。
マカに不妊の改善効果がある薬の成分や、ホルモンの成分があるわけではないのです。昔
からアンデス地方では滋養強壮に良いと言われて摂られていたようで、乾燥したマカの根
は長期間の貯蔵に耐えることから、保存食として重宝されていたそうです。マカにはアン
デスの高地の人々の栄養源となるような、豊富な栄養素が含まれているのですが、実はそ
の中のリジンとアルギニンという成分が、不妊症状の緩和に良いのではないかと今、注目
されているのです。
リジンは女性の受胎能力を高める働きがあり、またアルギニンは男性の生殖細胞に良い影
響を与えるのではないかと言われています。マカには脳下垂体を刺激してホルモンを作る
補佐をする働きもあり、ホルモンバランスの調整や卵巣機能の調節などをして、女性の体
調や基礎体温を安定させる働きがあることもわかっています。また、男性不妊の原因になる、
精子の数の減少、運動率の低下の改善にも効果があるようで、マカを飲み続けたことで
それらの症状を改善できたというデータもあるようです。実際、日本でも、マカは更年期
障害やストレスなどが原因の若年性更年期障害に対して行われるホルモン補充療法のひと
つとして十分期待されているのです。
男性にも、そして女性にも有効な成分があると考えられているマカ、夫婦揃ってマカを日
常の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
古来より、ザクロ(柘榴)は、子宝の象徴として尊ばれてきました。それは、ザクロが
沢山の赤い実をつけ、しかも一粒一粒の実の中に種を宿し、旺盛なる生命力の集合体と
して子孫繁栄の象徴とされてきたのです。
風水の世界でもザクロは子宝に恵まれるためのお守りとされていて、本物でなくても絵
や置物や写真を飾るだけでも効果があると言われているそうです。そんな言い伝えから、
不妊症で悩む人の中には、ザクログッズを収集している人もいるそうです。ところで、
風水で子宝の方位は北だそうで、自宅の北側の部屋を寝室にするといいのだそうです。
北側の寝室の北側の所にザクロの絵を飾れば、効果抜群かも知れません。
ところで、ザクロには実は女性ホルモンのエストロゲンに似た成分が含まれているそう
で、昔から更年期障害や不妊症に効果があると利用されてきたそうです。
あながち迷信というわけではないんですね。
女性ホルモンのエストロゲンは卵の成長を助けたり、子宮内膜を育てる役割があり、こ
のエストロゲンが不足してしまうと、卵胞の育ちが悪くなって無月経や排卵障害を起こ
し、また頸管粘液の中を精子が進入するのを妨げるようになって不妊になってしまいます。
これらの症状に悩んでいる人は、ザクロをエストロゲンの働きを補強する食品としてザクロ
を摂るのはいいかも知れません。
ザクロは種が多く、そのまま食するのは大変ですが、手軽に摂れるようにザクロジュースや
ザクロのエキスを濃縮した商品が販売されています。
女性の身体のサイクルの中では、エストロゲンは低温期に活発に分泌されますので、ザク
ロを摂る場合も低温期に摂るように心がけましょう。
不妊治療にかかる費用は、高度な医療技術を必要とする治療ほど、保険の適用外となって
しまいます。そのため高額な治療費を自費負担して払わなければならず、不妊症治療を長
期にわたって続けていくことの「出口の見えないトンネルに入ったような」不安に、経済
的な不安をさらに抱えてしまうことになるのです。
そんな中で、少子化対策のひとつとして、自治体などによる公的な助成事業が少しずつで
すが始まっています。
ひとつ例に取ると、大阪府の特定赴任治療助成事業では、大阪府内に在住の人で、医師が
特定不妊治療(体外受精、顕微授精)以外の治療法では妊娠が困難と判断した人で、大阪
知事が指定している医療機関での治療を受け終了している、また所得制限などの一定の
条件を満たした場合には助成制度が受けられることになっています。ですが、「知事指定
の医療機関での治療を終了している」とは、採卵行為まで受けていることが条件で、排卵
誘発を行った段階などで治療を中断してしまっていては対象外となってしまいます。かな
り条件が厳しいので、簡単に助成制度を利用することがでいないのも事実です。ですが全
ての条件をクリアすれば、治療1回につき10万円の助成が年2回まで、最長5年間にわ
たって受けることができます。
不妊治療費の助成制度は、住んでいる自治体によっても違いますので、お住まいの自治体
に問い合わせてみるといいでしょう。自治体によっては一般不妊治療も助成範囲としてい
るところもあります。まずはインターネットで自治体のホームページをアクセスして、助
成制度の対象となる条件、申請の方法、そして申請用紙のダウンロードもできる場合もあ
りますので、調べてみる価値はあると思います。