不妊治療?体外受精の手順 〜 不妊治療@クチコミ

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不妊治療?体外受精の手順


不妊治療の中での体外受精の位置づけですが、タイミング療法や人工授精などの不妊治療
を続けていてもなかなか妊娠しない場合の、もう一段階上の治療法になります。
体外受精の手順ですが、以下のようになります。
1、排卵誘発剤にて排卵を誘発する。
2、育った卵子を採卵する。
3、採精をして精子を良い状態になるよう調整する。
4、受精をさせて受精卵を培養する。
5、胚移植する。
体外受精では良く育った卵子をなるべく多く採取することが大切なので、生理の3?5日
目から排卵誘発剤の内服や注射によって、排卵を誘発します。排卵日が近づいてきたら、
経膣エコーで卵胞の大きさを随時確認し、卵胞が十分に発育したのを確認した段階、HCG
を注射し、その後34?36時間後に採卵を行います。
採卵の直前か直後には夫の精液を採取し、採卵した卵子とともに専用の液体の中に混ぜて
受精を促します。
翌日には受精が成功したかの確認が行われ、うまく受精していればその受精卵を2日後に
子宮に戻します。これを胚移植といいます。
この後、うまく子宮に着床して順調に育つのを助けるために黄体ホルモンの注射をする場
合もあります。
この他、体外受精では、自然排卵をわざと抑え、その後体外受精を行うために、生理予定\nの約1週間前から自然排卵を抑えるための点鼻薬を使う場合もあります。この場合もその
後の手順は先ほど説明した5段階と同じになります。
点鼻薬で自然排卵を抑えた方が、より確実に卵子を採取できるのですがこちらのほうが少
し費用がかかってしまいます。
不妊治療は望めばどんどん高い医療技術の治療を受けることが可能ですが、ただ流れに身
を任せて流されて進むのではなく、夫婦二人で治療法を学びり、そして自分達で治療法を
選択をして治療を受ける、そういう前向きな姿勢がとても大切です。


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